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音楽

だいぶブログをサボッてしまった。

 

しかしこれまで本当に沢山の音楽に出会うことが出来た。

 

そのほとんどがCDショップで出会った。

配信や動画サイトではない。

だから僕個人としてはCDショップは絶対になくてはならない存在なのだ。

僕が唯一毎月行こうと決めている場所もCDショップだ。

 

最近CDショップで出会った素晴らしい2枚のアルバムを紹介したい。

 

 マックス・ジュリー

『マックス・ジュリー』

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アメリカの現在23歳のシンガーソングライター。

カントリー、ゴスペル、ソウルを良く聴いていたそうで、曲もその影響を強く感じさせる。歌い方はソウル、ゴスペルと言うよりポップス寄りに聴こえるが、魂のこもった声はこちらの感情を揺さぶる。この感情の揺さぶりはジェイムスベイと同じものを感じ、ブレない真摯な音楽への敬愛が伝わってくる。

良い意味での青臭さを感じるが、アルバム全ての曲のクオリティが高く、アレンジ、プロデュースもほぼ完璧。これが1stアルバムとは到底思えない。これから彼はどんどん真理を掴んで行くに違いない。

 

ホーリー・ファック 

『Congrats』

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すでにアルバムを数枚出している中堅のバンドだが、今年出した新作でその存在を知った。サイケデリック色の強いインスト系ロックバンドと紹介されているが、今作はサイケ調のボーカルがフィーチャーされており(何を歌ってるかほぼ聴き取れないが)、よりバンドの狂ったカオスさが表現されている。このカオスは自分が潜在的に追い求めていたものであり、見事に合致したので試聴した瞬間ピンときて即買いした。

買って一カ月以上経つが、まだ家でも移動中のiPodでもヘビロテだ。1曲目から通しで聴いて終盤9曲目「Acidic」が始まる時の高揚感は気持ち良すぎて病みつきになる。まさにアシッドなアルバム。

 

以上2枚のアルバムは今年の私的ベスト5に入ってくると思う。

 #holy fuck #max jury 

 

清原と麻薬と日本

清原が逮捕された。
清原は僕の世代にとってはスーパーヒーローだった。野球少年だった僕はPL時代の清原をリアルタイムで観て、かなり憧れていた。
しかし巨人に入った頃から、身体が格闘家みたいになり、かと言って活躍するわけでもなく、憧れた姿からはどんどんと遠くなった。だからオリックスに移籍した時も、引退した時も、正直どうでも良くなっていた。
こんなこと言うのも何だが、麻薬で逮捕されたと聞いても、「やっぱやってたんだ」程度の驚きだった。それより逮捕されて連行されるところにテレビカメラがいたり、次から次へと清原のプライベートがあからさまになり、こんなに色々と取材されていたんだと、その過熱さに驚いた。むしろ何で今頃逮捕されたんだろうと考えてしまう。そして清原に関してはあれこれ騒ぎすぎだ…。他に世の中のために取材したり報道すべきことは沢山あるだろう…。
僕は別に麻薬を肯定しないが、とにかく日本は過剰に反応する。海外は(っていう比較はあまり好きじゃないが…)、ハリウッド俳優や有名ミュージシャンも麻薬をやっていたことを普通に公言する。もしこれをSMAPが発言したらえらい騒ぎになるだろう。とにかく過剰だ。
また、僕からすればタバコだって合法麻薬みたいなものだと思う。周りでタバコをやめた人はかなり少ない。やめてもストレスがたまるとまた吸い始めたりする。逆にやがて吸えないとストレスになってイライラしたりしている。これって合法麻薬みたいなもんだと思う。
ヨーロッパやアメリカの一部ではマリファナを合法化している。違法のイギリスでも、ライブに行くと周りで老若男女が普通にタバコみたいにプカプカとマリファナを吸っている。法律とはいえ、同じものを摂取して一方の国では逮捕され一方ではタバコと同じ扱いっていうのは何だか変だ。
タバコも麻薬と同じような効果があるなら、タバコを違法にするか、マリファナを合法化するかどちらかにすれば良いと思う。僕はタバコもマリファナもやらないので何とも言えないが、頭から何でもヒステリックに否定せずに、一度は冷静に考えても良いと思う。過剰になると逆に反応して興味を持つ人だっているだろう。タバコも十分有害だし、副流煙だってめちゃくちゃ迷惑だからどちらかと言えば法律で規制してもらいたいくらいだ。
清原の話からそれてしまったが、そんなことを思った今日この頃す。


チッタとThe Birthday@クラブチッタ川崎のライブのこと

少し前になるが、1月24日にThe Birthdayクラブチッタ川崎でのライブに行った。
この前にチッタに行ったのはいつなのかはっきり思い出せないが、多分The Birthdayモリッシーだったと思う。
どちらも良いライブだったと記憶している。
チッタは改装前も入れたら、何回かライブを観た。オアシス、ストーンローゼズ、セックスピストルズ、ミッシェルガンエレファント…。いや、凄いライナップだ…。僕がライブに行き始めた90年代はじめ、1000人以上収容するオールスタンディングのライブハウスはリキッドかチッタくらいだった。特にチッタは東京でホールクラスをやる外タレでも、ウォーミングアップを兼ねたライブをやった。日本にはスタンディングのアリーナ会場が無かったため(安全上の理由でスタンディングに出来なかった?)、海外のライブ映像で、アリーナやスタジアムクラスにすし詰め状態で熱狂し、大合唱する光景を観ていたから、チッタでやるスタンディングライブは貴重な貴重な体験であった。90年代後半から、赤坂BLITZZEPP TOKYO、AXといった1500〜2000人規模のライブハウスが次々と出来たが、やはり自分にとってチッタへの思い入れはある。「モーニンググローリー」発売直前のオアシスをチッタで観れるなんて、本当に信じられない。しかも当日券で入った。

前置きが長くなったが、The Birthdayのライブはソールドアウトで、開演直前に入ったが、フロアはかなりぎゅうぎゅうだった。暗転しSEの16candleが流れると周りが前に動き出したので、僕も動いてハルキ側のスピーカーの音が良く聞こえるところまで移動した。チバの髪型も個人的に好きなマッシュルームっぽい感じで良し。ライブは文句一つない完璧な流れ。そして何と言ってもチッタの音がめちゃくちゃ良い!身体にガンガン来て気持ち良い。
ライブは当然アルバム「BLOOD AND LOVE CIRCUS」を中心に組まれ、そこに過去曲が入ってくる構成だったが、この過去曲も安易にシングル曲ではなくライブの流れにあう曲がセレクトされ、一つの世界観をしっかりと出していた。
The Birthdayのライブは流れが良い。特にワンマンは。最近は曲のレパートリーも増えたので、盛り上がる曲とスローな曲をかためるとかではなく、緩急があるというか、縦軸横軸が交錯する感じで、完全に頭も身体も持っていかれて、本編のラスト曲が始まった時は自然とグッときて涙がこぼれた。リリースツアーなのに、一曲目がアルバム以外の曲だったのも、余裕を感じる。
ツアーはまだ続いてる。ラストの東京はもっと凄いライブなんだろうなと、今からワクワクしている。







The Birthday @武道館ライブ

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The Birthdayの武道館ライブBlu-rayを観て寝不足…。キリのいいところで止めて寝るつもりだったが、ついつい最後まで観てしまった。
どのライブにだって当然一曲目から最終曲まで流れというものがあるが、このライブは特にこの流れが素晴らしい。The Birthdayには珍しいベスト的なライブ構成であるが、どの曲も<古さ>や<新しさ>や<浮いてる>といったものを感じない。
The Birthdayは作品毎に変化と進化を繰り返してきた。何よりギタリストのイマイが途中脱退し、フジイケンジの加入という大きな変化があった。メンバーが変わったので当然楽曲にも大きな変化があり、ライブの音も大きく変わった。
しかし武道館のライブを観て感じたのは、結局The Birthdayはデビューから現在まで、彼らのスタイルを貫き通しているということだった。僕がデビュー曲「stupid」を当時初めて聴いた時、正直戸惑ったのを今でもよく覚えている。ポストパンクというか、ニューウェーブを感じさせる曲調は自分の中にすんなりと入ってはこなかった。むしろ異和感を感じた。
しかし振り返れば、その異和感はどの作品にも同じく、初めて聴いた時に感じていたものだ。ところが不思議なもので、CDを聴きこみ、ライブで体感するといつの間にか身体に馴染み、凄い曲だなーと思うようになる。その繰り返しだった。
なので馴染んだ楽曲ばかりが並ぶ武道館ライブで、異和感を感じないのは当然と言えば当然のことだった(まあ新曲にはあったが…)。
そんなこんなで長くなったが武道館ライブのBlu-rayは、The Birthdayの歴史が凝縮されており、入門編としてもかなりオススメです。個人的にはベストアルバム「GOLD LUSH」より良いかと。そしてお気に入りの曲があれば、ぜひその曲が収録されたアルバムを聴いて頂きたいです。
ちなみに武道館の個人的に一番グッときたポイントは、「stupid」のイントロのベースの入り。あの入り方といい、絶妙なタイミングは本当に凄い。なかなかああは出来ない。ベースのハルキは本当に成長したと思う。

The Birthdayの次のアルバムがすでに楽しみにでならない。もっともっと凄い異和感のある新作をこれからもずっと期待!

喪失

デヴィッドボウイが亡くなってから2日が経ち、昨日も1日中、朝から気分が重かった。3連休明けの仕事1日目、しかもどんよりとした天気で、一気に冷え込み、おまけに風も冷たくて強い。こう書いているだけでも気分が落ち込んでくるが、気持ちの重さは心の底に横たわっているボウイの死がもたらしている。

僕にとってのデヴィッドボウイは、ジギースターダスト、ロウの黄金期と言われる70年代に尽きてしまう。80年代以降も嫌いではないが、やはり70年代にどうしても行く。ボウイを知り、聴き始めた中学生の頃、ボウイはティンマシーンの1メンバーとして、それ以前のキャリアを振り払うかのように活動していた。僕も「新たにボウイが始めたロックバンド」ということで新作を聴いたが、ハードルのとても高い僕の期待は超えられなかった。来日公演もドサ廻りのごとく沢山やっていたが、結局1度も行かなかった。
だから僕は中学生の頃からボウイを何となく「過去の人」として捉えていた。
しかしその後もボウイの作品はずっと聴き続けた。遠ざかっていた80年代作品も最近はよく聴き、前作「NEXT DAY」もフラットに聴いて、変化し続けるボウイを噛み締めた。「★」も当然楽しみにしていたし、前作からのハイペースなリリースに、もしかしてライブ活動を再開するのでは?という淡い期待も抱いた。しかしその期待を打ち砕くニュースが突然目の前に現れた。

復活への期待感が個人的に増していただけに、ボウイが死んだ喪失感はそれを上回る大きさで自分に戻ってきている。心の中に黒い闇が支配して、グーッと身体を重たくする。そうやってじわじわと、しばらくボウイの死と向き合うのだろう。

今日、仕事帰りに夜空の星を見ていたら、ボウイは宇宙に戻り星になって輝いてるんだと想い、胸が一杯になった。
スターマンは宇宙の果てから僕らを見守っている。

デヴィッドボウイ (2)

新作「★」を昨日ずっと聴いていた。全部で7曲とアルバムの曲数としては少ない感じであった。初めは病気と制作に急を要した影響で7曲が精一杯なのかと思ったが、それは大きな間違いだと聴き終わった後に気付いた。最後にボウイが言いたかったことはしっかりと込めらていた。
亡くなってからのファンのツイートで、「追悼で聴くのは往年の曲ではなくなぜか最新作だ」というものが多かったが、自分も同じだった。アートワーク含め遺作にふさわしい作品であり、引き際までデヴィッドボウイそのものだった。

そして昨日から悲しさよりも「君はどうなんだ?」という声が心の中から聞こえてくる。ボウイの曲からはいつも「君の好きなように生きろ」というメッセージが聞こえてくるが、その声がさらに大きくなって自分に突きつけられている気がする。

僕はアーティストではないが、この声がずっと離れない。
「ボウイの死をきっかけに」と言うと何だか陳腐なように聞こえるが、自分らしく自分のやりたいように悔いなく生きて行きたいと改めて思った。

ボウイが死ぬ2日前の写真を見た。
本当にすっきりした良い顔だ。
こんな顔で死を迎えられたら最高だ。

ボウイ、本当にありがとう。
あなたの作品は一生聴き続けます。
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デヴィッドボウイ

f:id:DOORSOPEN:20160111212521j:plainデヴィッドボウイが死んだ。

言葉がない。

デヴィッドボウイのライブを観たのは2003か2004年のジャパンツアーの武道館。2回観たけど現役感バリバリの素晴らしいライブだった。だからまたアルバム出して日本に来ると思ったけど、結局それが最後の来日公演になってしまった。

よく言われてる事だけど、ボウイは過去の成功にとらわれず、チェンジして進化し続けた。誰が何を言おうとだ。

それはいま活動しているアーティストの方々は本当に学んで頂きたいです。偉そうに言って申し訳ないですが。

アーティストではないですが、自分にも言えることなんで、僕もチェンジして進化し続けるように頑張ります、ボウイさん。